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sRGBよりadobeRGBの方が情報量が多いとか、露骨に間違った論争はさすがに落ち着いた感がある今日この頃ですが、今度は8bitか16bitかという、さらにどーでもいい話で不穏な空気が漂っているようで。。。
そんなヒマがあったらアエラの過去5年分の表紙を研究されたほうがよっぽど良いと思いますけど、そんなにジャンプばかり気にするのってどーなんでしょうかね? 過去に16bitで印刷まで持ち込みました、とされる事例を何度か見てますが、今だかつて16bitで刷ったもんが8bitより良かった比較記事を見たことがありません。仕上がり見ないで記事を書いているのか、そもそも刷り上がりを見る目が無いのか、ともかく甚だ疑問です。 基本的考え方ですが、16bitが必要な段階というものは、アナログ映像情報をデジタル変換(D/A変換といいます)するにあたって、アナログ情報は無段階連続情報ですから、それを少しでも詳細にデジタル解析するために必要です。これが一つ。 次に、RAW(未現像)を展開(現像)するにあたって、データを伸張するのに少しでも取りこぼしが無いようにするため、です。以上二つの考え方が、16bitが必要な段階です。 実はこの二つの考え方は、90年代中頃以降の世代の業務用スキャナの仕組みとソックリそのままなんですよ。なのでカメラ型スキャナーという言い回しを時々使っています。 では展開済みのデータを入稿するにあたって、16でジャンプ対策になるかといえば、スタジオ撮りで余程諧調差の激しいグラデを作ってない限り、まずなり得ません。また諧調差の激しいグラデで16bit状態でジャンプが起きていれば、そのまま継承されます。なのでほとんど意味がありません。絵作りのつもりのライティングがデジカメのレンジを越えて墓穴を掘るケース、これは有り得ます。そういう時はフィルムを使ったほうがナンボか良いケースもあります。 よって、劣化が無いと称してRAW入稿したいとのご要望は、いざという時の責任逃れにはなっても、それ以上の意味はありません。なのでマトモな客先なら、どこも受け付けないでしょう。そんなのはローカルルールとして考えればいいだけの話で、世の中に普及させようなんてのは、失礼ですがナンセンスです。 そもそもソフトやバージョンや基本設定が違ったら、現像結果は違って当り前。かといって、ならキャプチャーワン4で統一しよう、ということにはならないのでしょう。 まあ結果として一番有り得そうなのは、最新版のライトルームで検証したRAWデータがフォトショCS1や2でデザイナーが現像して入稿されて、あとでビックリ仰天、みたいなオチですね。 さて、東横線など東急線沿線にお住まいの方は109のバーゲンの巨大な駅貼りをご覧になったことがあるでしょう。京急線沿線の方なら品川に巨大な羽田線のパネルをご覧になった方もおいででしょう。両方ウチでやってますがいつも8bitで作ってます。109は完全デジですが元写真も8bitでいただいてますし、人によっては(写真家は常時変動してます)sRGBでいただいています。 仕事上の経験を通じて、RAW入稿に固執するほどの完全16bit進行の有用性を全く感じません。それに、多くの印刷会社の下阪データは8bitのEPSのjpg保存になっていたりするので、どれだけ効果があるんだか、非常に疑わしいもんです。 もし、RAW入稿をするとこれだけの効果がある、という実際の印刷サンプルをお持ちの方は、入稿データと下阪データと合わせて拝見させてください。実験サンプルあっての提唱なんでしょうから是非お願いします。
by ubon2k
| 2008-03-11 02:52
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