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デジカメwatchにカラーモンキーのレビューが載ってましたので一言。
そもそもデジタル画像データというものは外部に供出できるような代物では無く、クローズドな、ディバイス設備のセッティングを完全管理できる、閉鎖環境において有効に設備を稼働させるためのプログラムの一種です。設備やセッティングの違う外部環境へ供出すれば、当然ですが、鼻から饂飩を吹き出すくらいの誤差に遭遇しても何ら不思議ではありません。 しかしながら10年前のITバブル真っ盛りの頃、ちょうどHDTV(デジタルハイビジョン)の国際規格基準が確定したことに合わせて、モニタの規格基準値をパッチファイル化(つまりRGBプロファイル)してRGB画像データに埋込むことで、画像データが外部環境を一人歩きしてどこに到達しようとも一定の再現性を確保できるスキーム(仕組み=今後流行り言葉になるか!?)作りをアドビが始めた事によって、ようやく外部へ供出できるようになりました(フォトショ6から)。アメリカの無駄にデカイ国土を考えれば当然の帰結ですかね。 そうは言っても画像データを外部環境で一人歩きさせた際の表示整合性というものは、行った先の設備環境から生じる誤差の壁を完全に乗り越えられるほど優秀なものではありません。当たり前ですよね。 それだけ画像データを外部に供出するということは困難が付きまとうものなのです。言うなれば針の穴に糸(or意図)を通すようなものであります。 そういう困難がデジタル画像の本質にありますから、今や画像データ起草者である写真家さんがお使いになる、唯一の画像データ評価台であるところのモニター及びキャリブレータは業界として自主規制して統一されてはいかがでしょうか? 勝手気ままな現在の状況というのは、つまりはこういうことです。あんたはカローラだから左車線を走れよ、でも俺様はフェラーリだから右車線をアクセルべた踏み全開バリバリで走るぜみたいな無法者の論理ということになります。分りますよね。 そこでキャリブレーターについては、やはり大きい方の1iセンサーを使うべきでしょう。このセンサーは100万円コースのプロ用卓上型測色器のセンサー部分を切り出した、というのが売り文句になっておりますので。買える買えないの問題では無いかと思います。 とりあえずモニターキットだけ買っておいて、プリンタプロファイルについては有志の方に有料で作成していただくとか、世知辛い世の中ですからそこは助け合いの精神で補い合えば、実質10万円プラスαで収まりますよね。業務用途として高いですか?印刷業界ではプロファイル製作で50〜100万円との話しもありますけどね。 現実的には各種ディバイスがバラバラではキャリブレーターを統一する効果は薄められてしまうのですが、逆に言えば社会的に近似環境を作るためにはキャリブレーターを統一しておくことで誤差の範囲を狭められるはずです。 こういう事を書くと、そんな規制はイヤだ!自由にやらせろ!と世間知らずな反発が出て来て苦労するのですが、現実世界ではデザイナーなんて規制のアラシのような環境でやってるワケですよ。それに伴って画処理の仕事もMac+アドビを使わざるを得ません。なのに写真家さん達はいつまでたっても野放し状態ですから、非常に疑問に思うわけです。 折からの不況風のお陰で暮れから来年に掛けて仕事のペースも穏やかになるかと思いますが、こういう時期だからこそ、逆にこの数年フルデジでやってみてどうだったか?の検証や、こういった規制を作ってお客さん業界にアピールのネタを作ってみる、ですとか、次の景気回復期を見越した準備を自主的にやっていただきたいと思います。
by ubon2k
| 2008-10-23 16:48
| 四方山話
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