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写真家さんの中には、撮って出しJEPGの方がポジ撮影の作法の延長にあるのだからJPEGの方が潔いんではないの?というご意見をお持ちの方、いらっしゃいますよね?
何を隠そうワタクシ自身も、そうそう(構造的にも)その通り!との意見を持っております。ウチの子ですら雪原風景以外であれば十分行けそうなデータ吐きますから。 ただそれと同時に、JPEGだとレンジが狭く特に白飛びしやすいでしょ?というご意見の方もいらっしゃいますよね?それもごもっともです。 さてこの中には2タイプいらっしゃって、JPEGは感材としての物理特性としてレンジが短いと考えている方と、いやいやJPEGは保存時に圧縮で間引かれた結果に劣化が生じるのだから前段階ではRAWの純正現像と同じでしょ、とのご意見に別れるかと思います。 正解は後者なのですが、結果論認識として前者の理解でも特に困るってことはありません。どちらでも可です。ただし、応用を利かす、となると後者の理解が必要になります。 メーカーに確認したわけでは有りませんが、撮って出しJPEGというものは、まずセンサーが発生した電気信号をD/A変換してRAWデータを起こし、それをカメラ側設定に従って純正現像で展開すると同時に保存時に間引いて圧縮したデータ、であろうと思います。論理的に考えてこのフロー以外考えられません。 ではJPEGはどのように圧縮・間引きを行うんでしょうか?ご存知の方はほとんどいませんよね? 難しく言いますとこんな感じ。JPEG - Wikipedia わかり易く言いますと、例えばR255、R253、R251、R254・・・のように似通った色が広がっている面があると、そのエリアの平均値はR253です!とエリア内をベタとして定義することで階調情報(数字の羅列)を間引きます。知ってましたか? 極端な例ですが、以下のようにエリアをスクリーニングして、、、 以下のように色の近似したエリアをベタとして数列を省略していきます。 ですので、ハイライト側・ブラック側・高彩度エリアほど隣接する階調情報に差が少なくなり易いので間引き圧縮に引っかかり易い、ゆえに結果論的にレンジが短いように見えるといった塩梅です。 これがグラデーションですと、元のグラデーション(クリックで拡大します)、、、 これを目一杯圧縮率を上げると、、、 さらにそれをもう一度同様に圧縮すると、、、 これこのように圧縮に引っかかり易い階調レンジほどベタ面が増えていきます。 賢明な方ならもうお気づきでしょうが、写真家さんがテストで使うグレースケールチャートでは段階が刻んでありますよね?なので余計に間引かれ易い階調レンジが極端に間引かれてしまうのでギョッとする、ということになります。 しかし実際の"写真"では、もっと複雑にグラデーションや階調が入り組んでいますので、チャートの複写だけでビビって引いてしまうのもどうか?と思います。 ただしいずれにせよ間引き圧縮の影響は残ります。なのでポジ撮りの延長線でJPEGを使うように、ポジ撮りの延長線上でRAWで撮って純正現像(orキャプチャーワン)で右から左に現像を流した方が効率が良いのではないか?ということで、純正現像(orキャプチャーワン)をお薦めしております。 お仕事でJPEG撮りされている方もいらっしゃるようですが、吐き出したデータが元で不本意なトラブルになったというお話しは、今のところ聞いた事がありませんので、ワタクシのお薦めが一番の安全パイではないか?と思っております。 RAWで撮ったら弄らなければ良い写真にならない、みたいな風評は、無用な手間を増やし非効率で有るばかりかリスクも増すことになりますから、万人向けではないと思います。もちろん微調整なり現場の事情で現像で補正せざるを得ないとか、それはやるべきだとは思いますが。 いかがなもんですかね?
by ubon2k
| 2008-10-28 16:39
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