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ネタはいくつかあるんですが、自分のパワーが追いつかず、ゴマカシネタでございます。
昨日のニュースで、大井埠頭のドリフト族が一斉検挙されたとやっていまして。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090803-00000537-san-soci まあ、こういうのは若気の至りでコッソリやっているうちは、お咎めも軽いんですが、あまりメジャーになって人数が増えて来ると、当然ですが当局だってお仕事しなくちゃならなくなります。そんなの当り前。まして40にもなってんだったら専用コース行っておやんなさいよ、と。そういう走行会もたくさんあるし、見に行ったこともあります。 で、バイク乗りとして困っちゃうのが、ドリキンやイニDが流行ってくれたお陰で、山道のコーナー入口で、強烈な減速帯(路面上に段々を何本も引いてあるアレ)が増えちゃって、二輪車にとっては危なくてしょうが無い状況なワケですね。下りで勢いが付いたところで、段々でタイヤが跳ねたままブレーキ掛けるワケですから、法廷速度遵守でも危険です。SR乗ってたころは車体が華奢だったんで、その手の山道は大嫌いでした。 で、バイク乗りの方も問題アリアリで。日米構造協議〜年次改革要望書の後、90年代後半から(一説にはハーレー社の外圧説もありましたが。笑)大型免許が教習所で取れるようになってから、大型バイクブームが始まったんですが、00年頃がら本格的なブームが始まると、ローリング族以外の、ピカピカなド新車の高級車やフルレストア車等の悲惨な事故が多発してまして。それも大抵は単独ではなくて巻き添えがいまして。こうなっちゃうと当局だってお仕事として規制を強化せにゃなりません。 まあ、後者の人達は、ちょっと小金持ちなった30半ば過ぎ以上の普通の中年オトッツァン&オッカサンが多くて、良い人達なんですけど、雑誌に影響されて妄想ばっかり膨らんでるのが多くて、ホント困ったちゃんです。真顔で、上手くなりたい!速くなりたい!なんて言い出すんで、じゃあもうちょいこうしたら?と言うと、怖くてできない!なんておっしゃるんで、じゃあ止めれば?と言うとイヤだ!と言い、しまいにゃアイツの教え方が悪いだのイヤなヤツだのと陰口を叩き始め、そういう人達が自分の居場所作りで派閥を作り始めたりするんで、ただでさえ危険な集団ツーリングが余計に危険になります。 ということがあって、00年あたりから積極的にネットで人集めして集団ツーリングをやっていたんですが、04年くらいには、こっちがイヤになって足抜けさせていただきました。ウッカリすると人命に関わりますから、ちょっとでも下らない動きが出始めたら、早めに突っつきを入れて本音を確認して、取るべき対応を取る、っていうのがワタクシのスタンスです。 最近は、ジャンルは違いますがパート2に陥り始めた気分でおりますが、まあワタクシがどうこう言ってもそれは公共のレールの入口目線でありますから、自己満アートの世界とは相容れません。ただま面白いのは、最初からその違いが分ってらっしゃる方々は相変わらず分っておられて、スルーすべきはしていると(笑) あれ?そういう話しをしたかったんじゃなかった(爆) まあそんなこんなで、何事もブームの初期段階っていうのは、意識の高い少数が始めるので、この段階では空気読める阿吽の呼吸が効いて楽しいのですけども、普及期に入りますとワケワカランチンがドッと増加して最初から仕切り直しになると。ところが仕切り直そうとしても過去の経緯を知らないからアレやだコレやだが始まって、つまらん派閥ができたりし始めた頃がバブルのピーク。もうそうなっちゃたら潔く見を引くなり、遊び方を代えるなりしないと、バブル崩壊=合成の誤謬に巻き込まれて面白くなくなると。 といったワタクシの経験上、今回捕まったドリフターズさん達も「いつまでもドリフトをやり続ける」なんて意地はって無いで、これを機会に専用コースでスポーツとしてドリフトを楽しむ方向に切り替えたらどうなんだろう?(どうせそれくらいのお金はあるんでしょ?)、と思った次第です。 一人一人の"楽しい"を積算すると、集団危険暴走行為として犯罪になる=合成の誤謬の一例です。そもそも夜の大井埠頭なんて、カップルが車をユッサユッサしてりゃいいんです(笑) 40歳ドリフト族を道交法違反容疑で逮捕 8月3日11時37分配信 産経新聞 公道で車を横滑りさせるドリフト走行を集団で繰り返したとして、警視庁交通執行課などは、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、東京都足立区佐野の会社員、岡島哲也容疑者(40)ら男女19人を逮捕するなど計84人を摘発した。同課によると、岡島容疑者はドリフト族「フラッグ」のリーダーで、「ドリフト族の大御所」としても知られ、「いくら捕まっても公道でまた走る」と話している。 逮捕容疑は、5月3日午前1時半ごろ、大田区東海の大井埠頭(ふとう)周辺を、乗用車4台でドリフト走行したとしている。 同課の調べによると、岡島容疑者は今年1月にフラッグを結成。ホームページで集会への参加者を募集したところ見学者も含め約200人、乗用車132台が集まったという。コースは2種類あり、上級者コースは時速約150キロで急カーブを曲がるものだった。 大井埠頭周辺は、道幅が広いことなどから、約25年前からドリフト族が出現するようになり、「ドリフト族の聖地」とも呼ばれていた。岡島容疑者は「おれが一声かければ、600人ぐらいは集まる」と話していたという。
by ubon2k
| 2009-08-04 14:27
| 四方山話
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