キナ臭いお話しです。
サブプライム問題の時は、住宅不動産担保証券化商品(R-MBS)の市場の元締めに相当する、ベアスターンズ証券のファンドが吹っ飛んだところからジワジワと真綿で首を絞めるように株も下がり始めて、その後チュドーンと来ましたね。その過程の前半戦で、住宅ローン貸付会社大手のカントリーワイドが吹っ飛びかけてバンク・オブ・アメリカに吸収されました。
さて今度は、
今年の2月に注意報を発しておきました商業不動産担保商品化証券(C-MBS)が、いよいよゴマケが効かなくなってきたかもしれません。
先週なのか先々週なのか良くはわかりませんが、C-MBS市場
大手のに特化していたCAPMARK社というノンバンク?がつい最近チャプター11で吹っ飛んだそうです。
いますぐどの程度の影響が出るか?は、ワタクシごときには想像も付きませんが、1年後にはまた金融業界が焼け野原になっている可能性は否定出来ません。さらに今回こそ、欧州も飲み込まれそうな気がします。
状況は相当よろしくないかと思いますので、
警報に引上げます。