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〜教育という名の洗脳、世論操作 その1〜
そろそろ非難GOGO!な部分に突っ込んでまいります。で、こんなの見つけました。 まあ、協調姿勢で取り組んでくださる印刷会社さんも多数あるのであまり悪口は言いたくはないのですが、それにしても文中にあるマトリックスの「これからの重心」とされているエリア、ここが真空地帯であればどんどんやっていただきたいとは思います。 しかしながら、現実にはこのエリアには広告会社の企画業務と真正面からバッティングしているわけで、印刷業界が手を出そうとしてもそもそものノウハウがないので自爆するだけです。企画といっても、こういうツールを作りたい!とのオリエンを受けてのデザイン企画を提案するレンジではなく、それこそ媒体に捕われずキャンペーンを含む全体像の根幹を企画する事のレンジです。物理的に無理でしょう。 こういう衝突の火種になるような、下らない提案を何故印刷コンサルは平気で言い出すのか?、これは実に簡単な理由があるんです。印刷業界の全体的な気風として、原稿が入校されてからが勝負、の世界です。つまり、上流方のクリアイティブ側がどれだけの労力とお金を掛けて原稿を起こしたか?という事情には、全く意識が向いていないんです。本当に呆気に取られるくらい興味を持って無いです。だから、さらに現場経験の無いコンサルに至っては、平気とこういう事をシタリ顔で言い出すわけなんですね。 こういった意識のギャップが、実は全てのトラブルの根底に根強くあるんです。たぶん世界的に同じだと思われます。 結局、印刷会社が得意先から依頼を受けるのは、受け取った原稿を元に大量に印刷(それ即ち複製)する事、です。ですので、刷りの善し悪し以上の事に意識が向かわなくても当然といえば当然です。ですがここで非常に困るのが、自社が受けた印刷分だけ上手く刷る事だけが興味の範疇であるということです。いくら話し合っても話が噛み合ない印刷会社があったとすれば、原因はこういう意識で凝り固まっているからです。 仮にプリンターメーカーA社では、CB750とZ900RSの二つのラインナップを持っていて、企画デザインはB企画一社でブランディングの統一性を重視したデザインを企画し、印刷はラインナップそれぞれでC印刷とD印刷で分担させていたとしましょう。B企画ではCB750とZ900RSの両方の商品とクライアントのブランディングを考えますが、C印刷とD印刷ともに自社が受注した案件、つまりC印刷はCB750の事だけを、D印刷はZ900RSの事だけを考えます。 しかもこの段階では、2社とも自社内の技術条件が各社に取ってのこの世の全ての基準です。この2社は各々の独自条件を競合他社に対するアドバンテージとして得意先A社にセールスします。仮にB企画がC社と組んでデジタル画像運用のノウハウを作ったとしても、D社に取ってはそれがD社内の基準にそぐわなければ、データが悪い、こういい出します。逆もまたしかり、です。こうなっちゃうと、A社とB企画はラチが開かなくなって、どうしようも無くなってしまいます。 僕のお部屋では年間でのデータの入校先が、確認できるだけで20ほど、不明を含めれば恐らく50くらいからあります。なので時々(最近はヒマなので減りましたが)こういう困ったチャン印刷のお陰で下らないトラブルに巻き込まれる事が稀にあります。 ちなみに、派手なイメージカットを複数使っていたとして、その写真制作費がウン千万掛かっていたとしても、興味の範疇外です。 まあ、そういった気風の業界なので、露骨に領空侵犯をしてきたとしても大抵はクライアント側に撃墜されるのですが、たま〜に彼らの常套句である「オナジコトガデキマスヨ」が通おっちゃったりすると、あとで大騒ぎになるのがオチです。同じ機能がある事と同じクオリティを出す事は全く次元の違うお話ですから。しかし理解していません。 そういった人々が窮鼠猫を噛むのごとく上流方の仕事にチョッカイ出してくるようなことを大っぴらに煽るという行為は、どうなんでしょうね?嵌めルンの笛吹きとしか思えないのですが。。。 印刷業界の方がもしお読みになっていたら、これだけは申し上げたい。もっと情報の大量複製業としてのインフラビジネスに特化するべきです。ほとんどの印刷会社さんは地面をお持ちでしょうから、いざとなれば資金調達手段はあるわけですから、プロバイダーやデータセンターを買い取るくらいの事をおやりになった方が、得意先に喜ばれると思いますよ。クリエイティブに触手を伸ばした所で、結局は雇用条件の範囲に仕事が納まりきれませんから、設備産業は設備産業の道を極めるべきでしょう。 また、エージェント(代理)業でもないのにクライアント(依頼人)という用語を使うのはやめましょう!それは思い上がりです。印刷業にとっての得意先はカスタマー(顧客)と呼ぶべきです。そういう認識の方が、未来への方策を正確にトレースできると思います。くれぐれもコンサルのパーティー商法に引っかからない様にご注意くださいね。
by ubon2k
| 2007-03-19 18:41
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