ブログパーツ
カテゴリ
全体 ごあいさつ たわごと 画処テック 考え方 ブログポリシー 変な記事みつけた 四方山話 3D関係メモ 修験道 景気は回復するか? 宣伝コーナー おんがくねた 供給と需要と 社会主義革命はいらない 健康 備忘録 迷惑なお隣りさん 未分類 フォロー中のブログ
ST-M2 Blog 国家破綻研究ブログ 七匹目のどじょう さっぽろ地下鉄のなかでマ... studio-xiao ... 伊藤計一のブログ Yoshi-A の写真の... day by day shim's 印刷見聞録|からふね屋|京都 テクバトル botta's blog shindoのブログ photographer 7. ある日ある時 拡大版 消え行く白熱灯 Photoshop Ar... DRAGONPRESS2 白ヒゲ写真教室 タグ
検索
以前の記事
2013年 03月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
週末に行われたG20の報道を見ますと、一様に「歴史的」という枕詞が付いているようです。ではどこがどうして歴史的なのでしょうか?
1.これまでG7の決定事項をトップダウンされるだけだった残りG13の新興国が初めてG7国と対等に会議に加わったとこ。 2.これにより先進7カ国が世界経済を引っ張った時代が終わったこと、またパワーバランスが世界大戦無しで変わったということ。 3.プラザ合意の終焉、はたまた拡張? といったところでしょうか?しかしながら気を付けたいのはやはり中国。チベットやトルキスタン問題の歴史に水滸伝や三国志を照らして考察しますと背筋にゾッとするものが走ります。また天安門事件と文化大革命以後の粛清も忘れてはならないところ。彼らにどこまで清朝が列強と日本に食い潰された歴史を水に流す意思があるか?(実は無いのでは?)とても気になります。 昨年でしたでしょうか?米軍関係者に対して日本を中国側に引き渡すよう要請したとのニュースがありました。もちろん米軍関係者は一笑に付しましたが、今後の世界経済の状況を鑑みるに笑うに笑えない冗談であります。 ワタクシ個人としては、アジアの発展のために共に協力し合って頑張ろう!との目的が一致するならば、歴史の先輩でもある中国がリーダーシップを取ったとしても大した問題では無いと思っておりますが、本音が計れない以上どこまで信用すべきかどうか。ちなみにチベットは近隣国の水瓶ですので政治的には重要な地域です。 ところで以前書いた100年に一度のツナミ?で過去のイギリス経済史をサクッと触れておりますが。。。今世界経済に起きている変動は、本質的には過去のイギリスの焼き直しであって、決して今回のG20会議が目新しいものでは無い、とワタクシは思います。当時とは規模が違いすぎるので世の中全てが勘違いしておりますが。 これは、皮肉な話しですが、マルクスの「資本論」をちゃんと読めれば驚くことは何も無いんです。過去のイギリスの役割をアメリカが取って代わっても、結局同じ結果に向かっているということは、彼の生きた時代には既に彼が見出した資本主義の歴史通貫の法則の原型が完成していて、役者が代わってもその法則は普遍でしたよ、ということを証明しているに過ぎません。 完結にまとめると、産業革命を原動力に一気に資本主義を完成させて世界の工場として世界をリードしたイギリスは、賃金が上昇し出すと資本の論理で工場が賃金の安い国へ流出し、その分を資本財輸出での利ざやで稼ぐことになりました。過去30年のアメリカと日本、及びその工場の引き受け先となった東アジア、とりわけ今の中国など、それらの関係性と、過去のイギリスと周辺諸国の関係性の歴史は妙に符合する気がいたします。 恐らく彼が資本論で著した資本主義の発展プロセスのロードマップは現代に至っても有効で、その全ロードマップのプロセスにおいて現在は3分の1くらいの状況じゃないですかね?恐らくゴールは数百年から千年は掛かると思います。しかし前世紀の経験上ゴールが訪れたら発展が止まり目標を失い社会が刷新されなくなることが証明されてますから、ゴールが来ない方が幸せなのかもしれませんが。 さ~て今回のG20の結論は4ヵ月後を目処になんらかの指針を決めるとのこと。どうなりますやら?
by ubon2k
| 2008-11-19 03:15
| 景気は回復するか?
|
ファン申請 |
||