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上の画像は広角端(換算24mm)で、RAWとJPEGを同時撮影したものを重ねています。RAWは付属のキャプチャーワン4にて素通しで現像しています。 他所でもたくさん触れられていますが、RAWに関してはキャプチャーワン側で自動で歪曲補正をしています。 またノイズリダクションに関しても撮影感度ごとにキャプチャーワン側で自動で設定値が変化するようです。絞り開放で高感度撮影すると悲惨なことになりますが(笑) LX3+シルキーピクスではどうなっているか分りませんが、今はライカとフェーズワンが業務提携関係にありますので、その恩恵と思われます。 なのでできれば、多少敷居は高くなってしまうかもしれませんが、積極的にRAWを使うことをお薦めしたいところです。 そもそもRAWデータというのは、カメラ内で非圧縮の実データをハンドリングするとリソースが追いつかず時間が無駄に掛かるので、それを避けるために中間データのまま吐き出してデコードをパソコン側でやりますよ、という仕組みのための中間データフォーマットです。これは業務用スキャナーからの仕組みの転用なんですね。 ただま、せっかく未確定の中間データをパソコン側で後で展開処理するんだから、その段階でより多くのモディファイが加えられた方が便利じゃない、という考えが根っこにあるわけです。そこはフィルムの現像と違ってパソコンワールドならではの発想ですね。 てなわけでRAWデータと純正現像ソフトの組み合わせでは、社外品現像ソフトで処理を行う以上のことを予めソフト側に設定しておくことはよくあることです。プロでも分ってない人が多過ぎですが(笑) RAW現像だからイジらなきゃいけない!とか、イジるほど良くなる!みたいな世間の風評は一切無視して、一番シンプルにRAWデータをキャプチャーワン4へ素通しするだけでも十分にメリットはあるようです。価格分か?は知りませんけどね!(笑)
by ubon2k
| 2008-12-04 23:54
| 修験道
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