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最近、ウチのワード検索欄にPXプルーフ用紙(カット紙)と型番のKA3N100PRFでお越しの方のご来訪があったご様子。なのでエプソンとの直近のやりとりのご報告です。やりとりは先月でした。
まず前回書きました通りのことを、一通り申しました。 エプソン的にはプルーフ用紙でも特にカット紙などは大して数量も捌けず、恐らく値上げの都合があったと推測されますが、要するにあまり売れてないのでラインナップからハズしたらしいです。 昨年末のやり取りではワタクシの他には要望が出ていないとのことでしたが、先月の段階では若干の要望は来ていて上には報告しているとのことでした。なのでサポート窓口へ復活要望の声をどんどん送りましょう! エプソンがアホなところは、団塊世代市場に目を奪われて芸術用紙ばっかりに注目し過ぎた部分、ですね。そのせいかどうか知りませんが、プルーフ用紙を必要とするプロ市場に対して全く何のアプローチをして来ませんでした。作って店先に置いとけば勝手に売れるんでしょ?といったスタンスですね。 本来なら、すっかりデジカメ時代になりましたから、ワタクシ的には定番商品として安定的に売れてはいるだろうと予測していたのですが、現実は違ったようです。つまりプリンターが捌けたわりには写真家さんがPXプルーフ用紙をほとんど使っていない、または存在を知らない!と逆マーケティングできます。誰も話題にもしませんから。 2年位前ですかね、とある"塾"のBBSを覗いたら、プルーフ用紙を使うと印刷に責任を持たされるからイヤだと言ったお書き込みを複数の方が書かれているのを見かけまして。普通に考えれば"だったら写真撮って飯を食う商売から足を洗ったら?"と思うわけですが、いずれにせよ写真家さんの間にはそういう無責任なバイアスに取り付かれた人が多かったのでしょう。現実としては売れなかったようです。 エプソンの秀逸なところは、ピエゾ式ならではのインク開発、スタジアムに7万人をたった2秒で並べられる仕掛け精度の高さ、その受け皿として多様な純正用紙を供給している、さらにソフト面も含めたシステムとしての整合性・完成度の高さ、にあります。 そしてまた、プルーフ用紙を純正で用意している唯一のインクジェットプリンターメーカーでもあり、それは責任感の強さの現われです(でした)。 その上プルーフの性能面においても、ワークフロー上で特に指定が無ければ汎用システムとして十分使える仕様と性能であります(ありました)。 しかしそこに着目している人はほとんど居ません(一部いらっしゃいますが)。例えば07年版APAさんガイドブックにおいては、通り一遍のプルーフの説明はありますけど強調はされていません。むしろ仕事は程々にして、写真家たるもの芸術プリントやろうや!的な、何をかいわんや!なワークフローモデルのフローチャートが載っていますが、広告写真家たるもの芸術プリントよりもお金の元であるプルーフィングを重視してナンボなはず。この職業意識の下がりっぷりには呆れるばかりです。 さて、エプソンに言っておきたいのは、大きなワークフローを構築するにあたりカット紙さえあれば、元請には大判プリンターを置き下請け会社やフリーランスやSOHOワーカーにはPX-5800なりPX-5600を持たせ、紙とセッティングは共有するといった、大きなインフラシステムが容易に構築できるわけです。それがエプソンの最大のアドバンテージだったわけです(自覚はないようですが)。 実際そういう体制でやってる会社をワタクシは知っているのだが(今回の件で問いただした協力会社の中にありました)、また新たにそういう体制を自分で作ろうと思っていたのだが、実のところカット紙を廃盤になったことで、キャノンに移行しないか?という話しが出始めております(個人的にはキライなんだけどもRIPが良いらしいとのこと)。 つまりエプソンは自分で自分のアドバンテージを放棄する施策に出た、と。そうなりますと、エプソンを選ぶ絶対的な理由が喪失しますから、エプソンは販売機会を失うはずです。この不景気のご時勢に優雅なもんですね。 まあこの調子なら業績不振で株価も下がり、長野県に日系ブラジル人労働者の失業者が溢れかえることでしょう。
by ubon2k
| 2009-02-08 05:29
| 四方山話
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